【雑談】名探偵コナン面白い

名探偵コナン』と『まじっく快斗』が面白いです。

コナン、去年の夏くらいに無職になる前の有休消化で劇場版をなんとなく観たのがきっかけで、今でも観続けている。今はAmazonプライムで配信されてるアニメを順不同に観ている。あと「名探偵コナン公式アプリ」というのがあって、そこで無料公開されている漫画をちょっとずつ読んでる。

 

何が面白いかって、アニメの30分弱の尺で「殺人事件→容疑者(だいたい3人くらい)の登場→推理→解決」が毎回行われること。数話にまたがる中編、長編も含むものの、それが1,000話以上続いている。すご。あと「殺人は本当に許せない」というメッセージが全話を通して徹頭徹尾語られているところ。毎話殺人事件が起きるだけあって、「絶対許さん」という姿勢が強固なのが重要と思う。犯人も私刑や自殺などで処理されず(ピアノソナタ月光事件はのぞく)、必ず捕まるので、良い。

今回の犯人誰かなーと推理しながら観てる。

 

推しキャラは怪盗キッドです。コナンのキャラじゃないじゃん。『まじっく快斗』は単行本を買って読みました。劇場版楽しみだなー。

 

(ブログやりたいなと思って、何も考えない記事を書きました。)

2024/02/11

読んだ本2022

 

 

1 ヴァージニア・ウルフ『フラッシュ』2020、白水社

2 Eleanor Crewes "The Times I Knew I Was Gay" 2020

3 黒岩比佐子『明治のお嬢様』2008

4レベッカ・ソルニット『それを、真の名で呼ぶならば 危機の時代と言葉の力』2018

5 ニック・コーン『誰がメンズファッションをつくったのか?英国男性服飾史』2020

6 アーシュラ・K・ル・グィン『闇の左手』1969

7カトリーン・マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』2021

8カルメン・マリア・マチャド『彼女の体とその他の断片』2020

9 北村紗衣『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダーフェミニズム批評入門』2022

10 はらだ有彩『ダメじゃないんじゃないんじゃない』2019

11 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』2019

12 エルヴェ・ル・テリエ『異常 アノマリー』2022

愚痴だ〜!(2021年8月3日)

なんかもっと気軽に書こうと、思ったことを書くことに

 

先日、職場でハラスメント研修を受けたんだけど、どんな行動がハラスメントに該当するか〜の説明の後、最後に「ハラスメントを受けないために日頃のコミュニケーションを取りましょう」「家庭や仕事の悩みを上司に共有しましょう」と始まり「ハラスメントをもし受けたら上司に相談しましょう」「こんな窓口も」で終わって、

ち、ちげえ〜〜んだよ

ってなった(文字がでかくなってしまいました、失礼しました。)

 

それを書くなら「ハラスメントをしないために、己のメンタルヘルスに気を配りましょう」「『上司だから部下に指導しなければ』と独善的になり日頃の態度に客観性を欠いていないか常に意識しましょう」「ハラスメントをさせないために、固定のチームで業務をさせ続けるのをやめましょう」「『〇〇さんには強く言って良い』など部下によって態度を変えるのが本当に指導上適切かチームで話し合いましょう」「ハラスメントをしてしまったら、こちらの相談窓口」「ハラスメントの加害者となったらこのような処分が待っています」……等々のコーナーを作ってくれ〜。

研修後アンケートがあったら書こうと思ったけど、無かった。普通に生活しててもハラスメントされる時はされるし……。あとハラスメント起きた時点で文字通りすでにハラスメントは起きていて被害者は傷を負ってるしPTSDだしtoo lateな感じがある。

ていうか、もっと、「あなた(加害者)は被害者が告発しなければ地位を失ったり不利益を受けないと高を括っているうえに、世間的にもたいてい『被害者が声を上げたことによって加害者は加害者と認定される』と認知されていて、勘違いしているようだからハッキリ言いますが、誰かにハラスメントをした時点で、あなたはあなたの仕事、地位、社会からの信頼や家庭生活まで全て自ら放棄するという選択を取ったのです」ということを強く言ってやってください。

 

最後に講師が「職場内で笑顔であいさつしあえば、ハラスメントはなくせますよ、笑顔であいさつされたのに相手に何か嫌なことをしてやろうなんて思う人はいませんから…」って言っててああお花畑だな……って思いました、新社会人の頃に常に笑顔で働いてたら上司にプライベートの誘いを何度か受けて全部やんわり断ったらその後しばらく業務中も無視された経験がある人間としましては。

めちゃくちゃ愚痴だ〜!!!逃げろ!すみません。

 

また思ったことがあったらこっそり書いていきます…。

 

2021/08/03

 

【追加】

下書きにあったので公開しました。今は転職してます。

2023/11/22

 

 

読んだ本

2021(遅)

随時追加

 

1.チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(2016)
2.北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か:不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(2019)
3.レベッカ・ソルニット『説教したがる男たち』(2014)
4.オルダス・ハクスリーすばらしい新世界』(1932)
5.イ・ミンギョン『わたしたちには言葉が必要だ』(2016)
6.チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『男も女もみんなフェミニストじゃなきゃ』(2014)
7.ロクサーヌ・ゲイ『バッド・フェミニスト』(2014)
8.バリー・ユアグローボッティチェリ 疫病の時代の寓話』(2020)
9.バリー・ユアグロー『一人の男が飛行機から飛び降りる』(1984)【途中】
10.イアン・リード『もう、終わりにしよう。』(2020)
11.岡田温司『西洋美術とレイシズム』(2020)
12.ボリス・ヴィアン『お前らの墓につばを吐いてやる』(1946)
13.岡田温司『天使とは何か』(2016)

14.ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』(1929)

15.レベッカ・ソルニット『わたしたちが沈黙させられるいくつかの問い』(2021)

16.アーシュラ・K・ル=グウィン『文体の舵をとれ』(2021)

17.ミランダ・ジュライいちばんここに似合う人』(2010)

18.チョン・セラン『フィフティ・ピープル となりの国の物語』(2018)

19.北村沙衣『批評の教室—チョウのように読み、ハチのように書く』(2021)

20.アンリ・ベルクソン『笑い』(1900)

21.ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』(1925)【途中】

20200105いまさら読む本

美術手帖 これからの美術がわかるキーワード100(2017年12月号)を読んでいる。

2017年。4年も前だ。当時の「これから」は今では「あのころ」だが、それゆえに、と言えば良いのか、わりと面白く読んでいる。最近、かなり集中力が無いので飛ばし飛ばし読んでいるけれども。

 

以下、面白かったところ

  • Instagram時代の写真表現——当時の全世界ユーザー数は7億人(いまは11億)。米現代美術家リチャード・プリンスが他ユーザーの投稿を無断でスクリーンショットしてプリントした作品が炎上。当時「インスタグラマー」「インスタ映え」「セルフィ」「炎上」と言った用語が定着したころらしい。フォロワーやいいね!の数が写真への関心や評価の指標となることへの警鐘。インパクト、話題性重視の価値判断基準が醸成されつつあるとのこと。2021年もまだ同じこと言ってる。
  • カタストロフィへの反応——ハリケーンカトリーナ(2005)や3.11など未曾有の災害に対しての作品。「多くの人命が一度に失われる破滅的状況にあって、アートに何ができるのか。」まさに今問われている。別頁の論考「再説・2020年からの挑戦」で、大災害が起きた跡地=被災地(ex.3.11なら福島原発)がいわば聖地となったと指摘され、2020年前後には首都直下地震などで「聖地」がさらに生まれる余地が悲しくもある、と書かれている。まさか全世界が聖地になりつつあるとはこの頃は想像できなかった。「最悪の場合、(中略)東京オリンピックが中止になってしまってもおかしくない。」、最悪の場合が起きている。聖地に人々が集まることも許されない状況だが、これからどうなるのだろう。オリンピック・パラリンピックは体育祭としてもそうだが前後の文化芸術の興隆に期待が高まっていたがそれどころではない事態。
  • マイノリティや女性作家の再評価——「近年、同世代の白人男性作家に比べて価格面での評価が遅れていたマイノリティや女性作家の作品が、マーケットで急速に評価を得始めている。」2017年にはサザビーズバスキアの作品がアメリカ人アーティスト最高落札額(日本円で123億)で落札されている(落札したのはZOZOTOWN前澤友作)。
  • アート・ストライキ——2017年といえば1月にトランプ第45代アメリカ合衆国大統領が就任した年。就任式前にはJ20 ART STRIKEが呼びかけられた。https://www.cinra.net/column/201701-artstrike 思えばBLMが全世界に広がるのはまだ未来の話。

 

以上です。さていま2021年ですが、なんとなくタイムスリップした気分になりました。

 

2021/01/05 22:59